記事の内容
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今年の4月にSOMPOグループさんの有料老人ホームの面接を受けました。讀賣新聞オンラインに「SOMPO傘下、介護職員ら1000人の年収100万円引上げ・・・深刻化する人手不足に対応」の記事が目に付いたので、面接や給与面について体験したことを記事にしました。
讀賣新聞オンラインの記事
SOMPOケアとは?
SOMPOケアさんは、損害保険の大手会社SOMPOホールディングスの介護・シニア事業を担うグループ会社で、介護業界における売上高はなんと2位なんですね。(1位はニチイ学館さん)
転職エージェントの勧めで面接の機会をいただきました。介護福祉士の資格を有しかつ信頼できる者しか彼らは紹介しません。高額な紹介料を受ける代わりに、信用問題にかかわるから斡旋する人物の評価も厳しいです。施設の面接を受ける前に、エージェントの面接がありました。
施設の印象
先ず、とても綺麗なことに驚きました。そして、流石にセキュリティも万全です。最も驚いたのが、ICT化されていることでした。事務室は分かりませんでしたが、面接を受けた小会議室にはモニターがあり、入所者一人ひとりの状況が常時表示されていました。“現在、部屋を離れている、寝ている方は血圧、脈拍などの状況”がモニタリングされているんです。介護職員は専用のタブレットを携帯していました。そして、とても静か。談話室で職員と入所者がレクや会話を楽しんでいるですが、落ち着いた雰囲気でこれまで見たことがない情景でした。
業務マニュアルが完備され、新人育成も接遇からしっかり教育する体制です。
面接の内容と給与面など
面接の前に、30分程度の性格診断テストをパソコンで受けます。採用に影響するのか分かりませんが、直ぐに結果が出るようで面接者(施設長)はアウトプットを手にしていました。面接は他の施設とさほど変わらないと思います。ひと通り終了すると、給与や有給休暇、夏冬の特別休暇などの説明がありました。給与は評価基準が明確に定められており役割に応じたものとなっています。高いです。その時も、これから引上げを行う予定であると言われてました。そういうことだったのかと、いま記事に目を通して思いました。
合否結果
不採用でした。(見る目がある。優秀な人と競争)転職エージェントさんから連絡があり、他の女性の方に決まったとのことでした。通勤に小一時間かかるのとなかなか生活相談員になれそうにないから、不採用で良かったですのでが。
感想
人それぞれでしょうが、高齢者介護の仕事をするならSOMPOケアさんのようなところが良いですね。陰口やいじめをするお局様を排除する職場環境、労働条件、給与も高い。内情は分かりませんが、長年居付くオバヘルに振り回される危険性は低いと思います。
だから、離職率が低くて求人も少ないのでしょう。そもそも、介護福祉士の資格を持っていないと応募できないことが素晴らしいと思います。
大手の民間企業は収益(利益)を求めるて有料老人ホームや介護付き高齢者向け住宅に投資しするから事業の拡大が可能でその結果、給与を引上げできる。
今後、介護職員は職場環境や労働条件の良い施設等で働くものとそうでないものに二極化されていくでしょう。働くなら、夜勤も月に3、4回程度で長期のリフレッシュ休暇があり人間関係も良好で年収500万円が目指せるところの方が良いと思うのは僕だけでしょうか?
SOMPO傘下の介護職員年収100万円引上げを読んだ感想などでした。
⬇︎よかったら、『面接者は何を見ているのか』、『面接の受け方』をご覧ください。
もっといい条件のところがあります。😁 秘密!
この記事に関係のない雑談
介護の仕事についてネットで調べると、ご承知の通り『底辺の仕事』というワードが目につきます。
それについて深掘りするつもりはありませんが、それなりの企業で長年働いたも者から見ると、底辺の仕事であるとかそうでないとかの議論ではなく介護業界は異常です。(僕自身は、介護は決して底辺の仕事ではなく寧ろ誇りを持てる素晴らしい仕事であると思っています。)
何が異常なのでしょう?
誰が介護業界を異常にしているのか?
施設等の運営者? 入所者やその家族? 政治? お局様? 職員?
次回、時間がある時に記事にしてみます。
- 無資格者でも雇用したい施設の事情
- 介護福祉士の資格も目指さない職場環境
- お局様とは?
- 老いること
- 親の介護、看取り
- 国が目指す”地域包括ケアシステム“は納得できる
to be continued.
ここからは、R18。絵師になる為の練習
2年後に絵師になる。
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